龍が如く5 感想・評価

もはや何のゲームだかわからなくなった。

もとから龍が如くはバラエティに溢れた膨大なコンテンツを抱えるソフトということで定評がありますが、今回は郡を抜きすぎてます。

その原因がアナザードラマ。
このアナザードラマのコンテンツだけで、別の独立したゲームが完成します。
ここまでのコンテンツを用意する製作者に頭が下がります。

良い点

アナザードラマ

冒頭で書いた通りです。中でも冴島のマタギはアナザードラマで一番完成度が高かった。
もうこれだけでゲームだせるんちゃう?……っていうクオリティ。

キャラクターのモーションが新しくなった

……と言っても主に変化が感じられるのが桐生ちゃんだけなんですが。

超大人数バトル

無双でした。

何でもミニゲーム化

特に遥編。
握手会をミニゲームにしてしまうとは。

遥の漫才

漫才も面白かった。

品田

いままでの龍が如くにいなかったタイプで、ダメ人間かと思いきや、本質を捉えた物言いや、穏やかで人懐っこい性格かと思ったら、時には感情を爆発させるなど、彼のキャラクターには非常に好感を持った。

初期の所持金には図らずも笑ってしまった。
そんな彼もシナリオが進むと金持ちになっていたりしますが。
哀川翔演じる高杉さんも好演だった。

冴島サンタクロース

冴島サンタクロース

⇧この冴島を動かすだけでもこのゲームをやる価値はあるぞ!

改善してほしい点

ドラマシーン

( ゚д゚ )「それは誰なんや!」

(;・∀・)「それは・・・」

狙撃。

もう諦めた。

遥編

飽きが早かった。

ダンス、パフォーマンスといった種類のミニゲームが占める割合が多く、ただの作業ゲーと成り果てた。
歌も三曲だし。
ダンスゲームは簡単すぎる。

遥を動かすのは最強に新鮮な部分だったし、前述した通り握手会、漫才、クイズ、お笑い等色々なコンテンツを詰めることで飽きさせないようにする工夫はわかるんですけどね。

真島の兄さん

真島にスポットを当てすぎて真島吾朗というキャラが陳腐化している気がしないでもない。
想像の余地を奪うからだろう。

シナリオ

相沢

あまりに唐突にラスボスになった相沢。

多くのプレイヤーが困惑したことでしょうが、無理もない。
本人が混乱しているくらいなのだから。
なので、唐突なことに意味があると考えましょう。

相沢は大吾が六代目になった事について、ただのコネであり東城会の騒動が起きた時、たまたまタイミングが良かったから六代目の地位にいるにすぎない、と言っています。

で、相沢もコネでたまたまあの椅子に座っている訳ですが、その後桐生ちゃんに敗れてしまうことでイスの防衛はできませんでした。

一方たまたま六代目になった大吾は紆余曲折ありましたが、未だに六代目。
それはなぜか?

桐生ちゃんに認められたかそうでないかの違いでしょう。
彼は不遇キャラすぎる。森永が生きていれば……。

遥はあっけなくアイドルを引退。桐生のそばにいることを選びました。
遥は朴社長の夢を叶え、
同時におじさんの所にかけつけ自分の夢を叶える、

遥が来たことによって遥に会いたい桐生の夢も叶う。

品田等の他のキャラクターも各々の夢を叶えている。

クライマックスのシーンは夢のオンパレードでした。

まあ、秋山の夢は日本中の暴力団に頭を下げられることではないと思いますが。

本気で境遇を変えようとする人間に金を貸すことの果てに辿り着く到着点ってなんなんだろうか。
秋山の夢はもう叶っているってことだろうか。

それとも人間が本気で変わる過程を観るのが目的の秋山の前にそれが形になって現れたのが「世話んなった!」の光景なのか。

これで森永が生きていれば最強に美しかったんだけどな。
相沢の夢も叶うし。