テイルズ オブ グレイセス エフ 感想・評価

戦闘システム殿堂入り。パスカルも殿堂入り。

戦闘

戦闘システムは個人的にテイルズ過去最高の出来だと思う。
自分がプレイしてきたRPGでもトップクラスに面白かった。

アラウンドステップ、バックステップで攻撃を避ける気持ちよさ。
各キャラクターに設定されているA技、B技の膨大な技の中から、状況に応じて特技を出しコンボを繋げることの楽しさ。

キャラクターによって戦い方が全然違うので飽きない。
弱点を組み合わせて大ダメージを叩き出す爽快さ。
テイルズ3Dバトルの完成形なのではないかと感じた。

難易度はノーマルでも比較的難しめに設定されていたと思う。
一瞬の油断、判断ミスが全滅につながったりするので、緊張感が存在するのもたまらない。

パスカルとヒューバートを良く操作した。
パスカルの操作は面白すぎる。

音楽

「抜刀!研ぎ澄ませ!」(ウィンドルの戦闘BGM)
「惑う剣」(重要キャラクターとの戦闘BGM)
「パスカルのテーマ」
「届かない想い」(終盤でアスベルがソフィを叱る時など)
がお気に入り。

シナリオ

予想外の展開で唖然としたことはあまりなかったものの、このゲームのサブタイトルの「守る強さを知る」が分かりやすく描かれていたことがよかった。

アスベルがソフィに出会う。
王子リチャードにも出会い、親交を深める。

ソフィを死なせたと思い込み、自分の無力さを嘆く。

大切な人を守る強さを身につけるために騎士志望、家出。

ラントに戻ってくるが、故郷を守れず。
しかも追い出される、絶望。

仲間に支えられ、アスベル強くなる。

仲間のために犠牲になろうとしたソフィを守り、おかしくなったリチャードも守り、憎むべきハズのラスボスも守った。
と、友情が最終的に全てを守る強さを手に入れたという流れが、わかりやすく素敵です。

問題はパーティの恋愛模様と未来への系譜。
このゲームで恋愛要素で言ったら、
アスベル✕シェリア
ヒューバート✕パスカル
の二つを思い浮かべる人が多いと思いますが、

ビューバートとパスカルはまったく問題ありません。
親密になるまでの関係が丁寧に描写されていたと感じました。

ヒューバートは戦闘スタイルがカッコ良く、弟あるあるが非常に感情移入できた。メガネだし。

問題はアスベルとシェリア。
こっちは正直意味がわからないです。
シェリアがアスベルに好意を持っている理由がわからない。

本編中のイベント、サブイベントなどで、アスベルとシェリアの関係を描いたシーンは数あれど、シェリアが何故アスベルが好きなのかまったく伝わってこなかった。

仲間キャラクターの誰かがアスベルの何処が好きなのか聞くシーンとかをいれればよかったと思うが、シェリアは他人の恋愛話は空気を読まずに聞きたがるくせに、自分の恋愛話になるとキレるという欠点があるので、本人の回想でもいい、せめてなんらかの補完をしてほしい。

そういった挙動を叱るキャラクターが必要だったように思う。

人々に過剰に持ち上げられていることもあり、叱られる描写もいれないと違和感しかない。
年長者の教官ですらヒューバートに叱られているというのに。

また、アスベル⇨シェリアですが、
アスベルがシェリアのことをどう思っているのかわからないのに、なにかとくっつけようとする空気が苦手だった。

特にシェリ雪姫最後の教官の後ろ蹴り。あれはヒドイ(教官は好きだが、あれは許せん。明らかによけいなお世話)

シェリアは物語の中でアスベルを支えたといえる描写が、他の仲間に比べて圧倒的に少ない。
サブイベントやチャットなどで、

アスベルがシェリアの意に反した行動をする。

傍から見てシェリア理不尽にキレる。

というシーンがあまりにも多すぎるので、アスベルから見れば何故か自分にキレてばかりだし、自分のせいにされる。

これでは好きになるどころかなやみのタネにしかならないと感じた。

故にアスベルがシェリアに好意も持つ、という事が本編中でまったく想像できない。

このように関係の背景が見えてこないので、シナリオ上蛇足にしかなっていない。
このようなこともあり、
「未来への系譜編」では完全に置いてけぼりを喰らった。

本編のシナリオの延長上としてアスベル、ソフィ、リチャードの友情、各国の情勢などより深く描写できることは山ほどあっただろうに。

特にシナリオの根幹に関わらない恋愛模様がクローズアップして描かれるとは思ってもみなかった。全然延長上になっていない。

例のアヘベルを見た時は、リアルで( ゚д゚)⇦でこうなった。
他のキャラクターもキャラ崩壊が酷いし。

その他

良い点

  • キャラクターのモデリング
    イベントのソフィの格闘術のモーションが仕上がっていた。
  • 施設、ダンジョンその他でのサブイベントがあることを教えてくれるアイコン。
  • エレスポットの便利さは洒落にならん。
  • 各地にパッといける便利仕様。
  • 戦闘後の掛け合いの演出。カメラワークはセンスの塊だった。
  • イベントスキップが場面ごとに分かれている所。

パスカル。

パスカルかわいい
自分の感性にミラクルフィットしたキャラクター。

顔芸。

リチャードの顔芸

改善してほしい点

  • OPの作画。
  • 依頼が多すぎる。パーティキャラクターも依頼してくるのは良かったが。