テイルズ オブ ヴェスペリア 感想・評価

壮大なスケールの群像劇。

メインキャラクターがこれだけいるのに、よく描ききったなぁという印象。
シナリオ以外もボリュームがありすぎた。

システム

戦闘

アビスの正当進化という感じ。
……だが、正直物足りなさを感じた。
というのも、これの前にグレイセスをプレイしたせいだ。

でもこれだけキャラクターがいると戦闘スタイルにも多様性が生まれるのでなんだかんだいって楽しめました。
特にジュディスの存在は大きい(空中コンボ的な意味で)

一番動かしたのはたぶんラピード。
だって、この犬メチャクチャ強くないですか?

ユーリをよそに、序盤からしばらくラピードばかり動かしていた。
プレイヤーが人外キャラクターっているのもこのシリーズでは新鮮だったし、瞬迅犬とか技の名前もツボだった。

二番目はおっさん。
三番目はジュディス。

サプライズアタック

どうせならプレイヤーキャラクターも変わるペナルティがあっても良かったかと。

 地図

地名がとても多いので、突然場所の名前言われてもどこに行くのかわからなかったりする。

料理

「エレスポットの便利さはシャレにならんな」
グレイセスをプレイしてまったくだと思ったが、別シリーズをプレイしてより強く実感することになった。

料理を付け替えたりすのが面倒くさい。

グラフィック

人物モデリングは凄くよく出来ていると思った。
ヌルヌル動く。表情も良い。

アニメがそのまま3Dになった感じ。
その他風景なんかも問題なし。

帝都やダンクレストなんかの移動範囲外の細かい書き込みもよかった。

音楽

いつもと雰囲気が違うと思ったら、桜庭氏だけではないんですね。

シナリオ・キャラクター

ユーリ

兄貴的なキャラクターが主人公になるのは珍しい印象。
フレンと言うキャラクターが出てきて納得。
テーマのためのこの落ち着きなのね。

片や、法を無視してでも目の前の困った人間を助ける。
片や、法は尊いからどのようなことがあっても破るのは許されない。
二つの立場の葛藤と対立を描く。

こういったテーマだと、ある程度精神的に達観したキャラクターでないと説得力がありませんからね。
法と現実に対しての向き合い方と葛藤が、ユーリとフレンの対立を経てよく描かれていると思いました。

ユーリの作中の行動はれっきとした犯罪ですが、言い訳もせず、逃げたりせず、一生背負い込む覚悟ができてブレないところは好印象でした。

味方サイドだろうが、敵サイドだろうが、ブレないキャラクターはいいな。

群像劇

メインキャラクターが非常に多い本作ですが、あれ?こいつ特にいらないんじゃね?と感じさせないところは凄い。
お気に入りはおっさん。
レイヴン

環境問題?

ブラスティアは使えません。
ブラスティアが使えないって、自分らでいう電気が使えないレベル。

グズグズしていたら、世界滅ぶかの二択なので選択の余地はないんだが、世界がブラスティアなしを果たして受け入れられるのか。

人間得られないことよりも、失うことの方を数段恐れるんやで。
結界もないから、魔物も平気で襲ってくる訳だし。

全体を通してのキーワードだったブラスティア。

便利さもシナリオを通してまざまざと見せつけられた訳ですが、この便利さを捨てて強く生きる選択が、王国、ギルドその他の一連の騒動を乗り切ってきた世界中の人間たちの成長の集大成になればいいなぁ……って感じですか。

とはいえ、EDでもデュークが言っているように簡単ではないだろう。
まとめると、リタに世界の命運が握られている。

リタ

科学系キャラはいつだって重要人物たりえるね。