英雄伝説 零の軌跡 感想・評価

ノエルが好き。

システム

懇切丁寧。
同じ世界観の続編なので、基本的なシステムは同じ。

本作の舞台は病院等の郊外があるとはいえ、基本的に全てクロスベルという箱庭で活動することになるので、次第に新鮮さは薄れてくる。

しかし、住人一人一人に濃いキャラクター付けがしてあるので歩きまわっているうちに愛着が持てるように工夫がなされていると感じた。

マップ移動

移動に関しては、序盤から市内なら瞬時に移動できる機能を完備。

バスによって郊外への移動もラクチン……なのですが、バスの乗車シーンをスキップできないのはなぜなのか。

街道を移動中、実力差のあるザコモンスターを殴るとセピスが入手できるのはよかった。
無意味にうろついて狩り尽くしていたことも。

支援要請

依頼の種類がバラエティに富んでいる。
隠しクエストはまさに隠し。
普通にプレイしているとまず見つけられないかと。

戦闘

「空の軌跡」と大まかなシステムは同じ。
新たに加わったシステムとして、

  • 一斉攻撃
  • 待機キャラクターのサポートクラフト
  • 奇襲攻撃(アタックエンカウント)
  • コンビクラフト

がありますが、一斉攻撃は序盤なら戦闘を一瞬で終了させることができるので、後述するアタックエンカウントとセット、といった感じですね。
ただ、Sクラフトと同様これも飛ばせるようにしてほしかった。

サポートクラフトは大体強力な技が揃っているのですが、通常戦闘では出番が無く、必然的にボス戦闘のみの出番という事になります。
オマケ程度と考えればこんなので良い気がしますがもう少し改良の余地がある気がする。

アタックエンカウントは時間を節約できて凄く良い。
コンビクラフトは強すぎ。バランスブレイカー?

後、気になった店として、

  • 終盤になればなるほど物理ダメージ弱くなる
  • 殴る時の効果音に爽快感がない
  • Sクラフトのカットインはもっと躍動感のある絵の方がいいような
  • 状態異常ゲー

など。

シナリオ

とりあえず感じたことは空→零とここまで広げた風呂敷をどう畳むのか?ってことと、現時点で解明できない謎、伏線が多すぎて評価しにくいってこと。

この世界観での物語の終着点がまるで想像できません。空の軌跡3rdで張られた数々の伏線はようやく自作の「碧の軌跡」で回収開始?するみたいですので。

作中のストーリー・キャラクターの魅せ方は良かったです。

ただあれだけ乗り越えるが困難な「壁が」と言われていたのに、本作でそれをあっさり越えてしまった感が拭えない。
気がついたら越えてたみたいな。

敵側にも間の抜けた人間が大量にいましたし。

一番のきっかけになった「キーア」の真相もわからずじまいなので、まあなんとも言い難いもやもや感が漂っております。
続編前提。

レン関係のイベントは泣けた。
レンのような過去キャラクターのイベントも楽しむために、空の軌跡三部作プレイは必須。
でなきゃ少なくともレンイベントではあまり感動できない気がする。

それ以外にも、「空の軌跡」に登場した人物や設定が大量に登場するので、感情移入度が全く変わってくる。

キャラクター

ロイド・バニングス

何だこの超人。
並外れた行動力、卓越した操作能力、中立的な思考、攻略王、童顔イケメン。
ポテンシャルありすぎ。

最初からまー優秀なので、作中成長をほとんど感じなかった。
兄貴のガイさんがすごい男だったそうだけども、おめーも十分すごい男だよ。

この弟系草食男子を装った喰いまくりのリア充野郎が!

その通りだ。

一方戦闘の評価は大器晩成。

ブレイブスマッシュを覚えるところから始まり、あの麒麟功を超えたバーニングハート、威力が高すぎるコンビクラフトも相まって終盤は闘魂ベルトを装備させるとまさに鬼に金棒。

エリィ・マクダエル

何かしら……コレ?

こればっか印象に残っています。いいとこのお嬢さんだから、料理をする余地がなかったのか、デザートしか得意なものがない。

ロイドも言っていますが、優等生気質すぎて思い悩むことが多いですが、この人もロイド同様滅茶苦茶優秀。
また、市長の孫だけあって凄まじいコネを持つお嬢様。

そういえば警察に入った経緯は聞きましたが特務支援課に配属された経緯って出てましたっけ?

戦闘に関して、Sクラフトのオーラレインは全回復しないからイマイチなものの後半はアーツ主体となるので、ストライクベルは相当強力でした。
あとはホーリーバレットが優秀。

ロイドとのコンビクラフトのスターブラストは最強技バーニングレイジには劣りますが、範囲で考えると優秀。
一周目好感度イベントエリィだったので、よく使った。

ティオ・プラトー

立ち位置がヒロインっぽい。

ロイドは兄のガイに近づく、という目的あるのでそれを踏まえるならガイに関係している彼女がヒロインっぽいポジションな気もする。

レンほどではないが生い立ちがきつい。
適応力が高いことを活かしたツッコミが面白かった。

どこで覚えたのか知らんが、ネットスラングも多様。
公式の宣伝では中の人ネタも披露。「ティオ・フィナーレ!」

濃いクラフトが多すぎる。

  • ディレイが短いアナライザー、
  • 散らばった相手に便利なツァイト、
  • ケビンを超えたゼロ・フィールド、
  • 状態異常と能力変化まで治す超回復のエナジーサークル。

アーツ面でもクォーツ組み放題で、最強のアーツ使い。
強すぎ。

ランディ・オルランド

ザ・兄貴。

女性問題で警備隊を波紋されたとかいうから、どんなナンパ野郎なのかと思いきや……、なんのことはない、親しみやすい人でした。

でもこの人が支援課に来るまでの詳しい経緯が判明するイベントが、プレイヤーによって起こせないのはどうなのか……って気もしますが。

依然悩みを抱えているようなので、その後の彼がどうなるか楽しみ。

殴り役、と思いきや状態異常をばらまくテクニカルキャラクターでした。
もちろん火力も高い。
HPも高いので、優秀な壁役。ウォークライでCPを稼ぎSクラフト連発が強力。

ワジ・ヘミスフィア

何者?

まさかの次作でメインパーティ入りみたいですし。
序盤と終盤では支援課への態度が全然違くて笑える。

腕っ節ではあのヨシュアと脚でドラゴンボールばりの空中戦。
どう考えても、ヴァルドと互角な訳はないだろう……。

戦闘では本気を出していないのか役に立つスキル得になし。
ただサポートスキルは超強力。ガルシア戦で窮地を救われた人も多いのでは。

ノエル・シーカー

超ドストライクキャラ。

脇役ながらも見どころは多い。
アントンのイベントが一番の見どころかな。

四章の同行中に寄り道の為に、彼女にクロスベル中を運転させるのは申し訳なくなってくる。「あ、乗りますか?」って言われるたびに、罪悪感が大きくなっていく・・・。

曹長の私服は最強。

戦闘は雑魚掃除係といったところか。電磁ネットの移動値を下げる効果は他に持っているキャラクターがいないので、彼女の代名詞にもなっている気がする。

ダドリー

きさまら……もう許さんぞ……!

ツンデレ。
ネタキャラ。
でも強い。
絶大なインパクトをお持ちのキャラクター。

エステル・ヨシュア

一応まだ18歳ですが、凄まじい貫禄。
空プレイヤーの方々にはその辺に立っているだけでも、凄まじい存在感を感じてしまうことでしょう。

エステルは相変わらずの太陽っぷり。
レンのイベントで母性にも随分目覚めており、女性としても成長している印象。

ヨシュアは相変わらずエステルのフォロー役といった所。
エステルの危害を加えるものには明確な敵意を表す所も相変わらず。

創立祭で支援課が止めていなかったら、ヴァルドさんがありとあらゆる方法を使って八つ裂きにされるところでした。

かけっこも間違いなく本気だしていないだろう。

音楽

楽曲大量、どれもクオリティ高い。
街道の曲も、戦闘の曲もお気に入り曲非常に多いです。
事件の捜査状況でも街の音楽が頻繁に変わったり、ただならぬこだわりを感じます。

その他

絵師

空の軌跡キャラクターは違和感があるだろうが、すぐ慣れる……はず。

実績

全身絵が見れないのは何故なのか。

800ポイントで一番高い周回特典だというのに、上半身だけとはどういうことなのか……。
各キャラクターの競売会の礼装やシーカー姉妹の私服とか全身絵で見たかったのに。

特務支援課+ワジノエの正装

PSPというハード

ファルコムはPC市場から撤退したようで。
売上を考えるなら妥当ですが、空の軌跡同様高画質のPCでプレイしたかったというのはちょっとある。