英雄伝説アントンの軌跡Evolution トロフィーコンプ攻略・感想(←ウソ)

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軌跡シリーズの名脇役アントン。彼の波乱万丈の軌跡を辿る。
ちなみにアントンに両想いの恋人ができたらプラチナトロフィー(←大嘘)

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アントンって誰よ?

リベール王国出身のパッとしない男性モブキャラ。思い込みが非常に激しい。
恋の迷い人であり、(自称)ポエマーでもある。

初めは出身のリベール王国で運命の人を探していたがエステル出身の町ロレントで、とある女性に惚れアタックするも玉砕。心に大きなキズを負うことになる(後述)

そこからどうにか立ち直った彼は大失恋の傷心を癒やすために自国を飛び出し、クロスベル、エレボニア帝国等を親友のリックスに支えられながら(?)自分を癒やしてくれる運命の人あるいは自分探しをしに各地を放浪することになる……。

各地で彼が引き起こす空回りっぷり、ポジティブとネガティブが入り混じったチグハグでシュールな言動哀愁が漂うポエム。

これが見てて非常に面白いのでモブキャラに定評がある軌跡シリーズの中でも一際輝いている名モブキャラ。
近くでいつも彼を生温かい視線と適当な態度で見守っている親友のリックスが、プレイヤーの思ったことを代弁してくれるのも面白い。

軌跡シリーズ皆勤賞?

……ではない。残念ながら。

実は碧の軌跡では登場していない(確か)
本当の皆勤賞は某「怪盗B」だけである。

ちなみに碧の軌跡に登場しない理由はエレボニアに行ったからだろう。

この記事は今までの軌跡シリーズでのアントンの登場を画像と共に振り返り、
西ゼムリア大陸のリベール・クロスベル・エレボニアと各地に足跡を残した「アントンの軌跡」を辿るものである……。

アントンのテーマ

零の軌跡でアントンがフランに失恋する時に流れる曲。
曲名としては「想い破れて…(Feelings Crushed…)」なのだが、

なぜかアントンのテーマとして定着している。
この記事を読む時はこれを流しながらがいいかもしれない。

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※ちなみに完全に余談であるが、↑は公式からアップロードされている動画。
日本ファルコムは「ゲーム音楽フリー宣言」を行っており、演奏会や何かの催し、施設のBGMにする等でゲーム内の音楽を使用するのは(条件に当てはまる限り)自由。

ファルコム音楽フリー宣言 | 日本ファルコム 公式サイト
人々の心に感動を与えるファルコムサウンド――。 その「音」をより多くの方に楽しんでもらいたい。愛してもらいたい。ファルコム音楽フリー宣言には「多くの人々にファルコムの音楽を楽しんでもらいたい」という私たちの純粋な想いが込められています。

(ちなみに僕も前職で使わせていただく機会がありました、ありがとうございます)

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アントンの軌跡

作品順に画像と共に振り返ってみる。
(滅茶苦茶多いのでダイジェスト風で)

※ある意味凄まじいネタバレ。

空の軌跡FC

グランセル

初登場はFC終章のグランセル。
この時点では、東地区のマーケット近くでのんびりしているただの男性モブキャラ。
このマーケット近くでよく見かけるお姉さんが気になるらしい。

この時今みたいな大躍進を遂げるモブキャラクターに変貌するとは誰が予想できただろうか。

彼女を作って一緒に武術大会を見にいきたいらしい。
そう思い色気づいた彼はある行動に出る。

その女性に告白をしこっぴどく振られる。嫌いとまで言われる。

ちなみにアントンが告る前にこの女性に話しかけると、彼が常日頃送ってくる視線にしっかり気づいており、そのことをキモがっていることがわかる。

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ちなみに、

 

※基本、(特に可愛い)女性は男性からいやらしい目で見られることが多いので、防衛本能のためかその手の視線にはとても敏感です。
自分も直接女性の知人に聞いたことがあるが、やはりそうらしい。
男性の皆様は気をつけましょう。

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振られたショックで機嫌が悪くなり、リックスにあたるアントン。

その態度に呆れているリックス。

事件解決後。
周りの人間はみんな女王生誕祭で浮かれているも、
失恋のショックからか心の晴れずやる気のないアントン。

そんなアントンの様子を見て、特に面白いことも起こらなそうだと悟ったリックスは気晴らしに町をぶらぶらすることを提案する。

FCの出番は以上。
……ここまでだったらこのシリーズではよくある?モブキャラクターなのだが、
彼の大躍進は空の軌跡SC(正確にはとあるイベント)から始まる。

空の軌跡SC

セントハイム門

なぜかセントハイム門に来ており、
屋上で『成年?の主張』をしているアントン。

生誕祭直前で女性にひどい振られ方をしたので、生誕祭自体がトラウマとして刻み込まれたらしい。

そんなタイミングで結社のゴスペルの実験による地震が発生。
あやうく屋上から転落しそうになるアントン。

その後

失恋と恐怖体験のショックでなぜか硬い床に寝転がるアントン。
ショックな出来事が続きおかしくなってしまわれた。

確かに邪魔だ。

硬い床に寝転がって無為な時間を過ごすことにより、何かを悟ったのかいきなりテンションがあがるアントン。

まぁ、また面白くなりそうだから全然OKですよね。

グランセル

そんなこんなで結局グランセルに戻ってきたが、
セントハイム門でのテンションの上がりっぷりはどこへいったのやら、また迷い出すアントン。

親友の迷いをまったく意に介していないリックスが笑える。

FCでアントンに告白された女性が当時のことを語る。
これはひどい。

何かを叫びながら走っていたのだろうか。

全力疾走をすることで蓄積された鬱憤をはらしたのか、再び前向きになるアントン。
彼は旅立つ決意をする。

ボースに行くことにし、飛行船に乗るが……。

渡航中に濃霧が発生しロレントに緊急着陸。
またしても結社のコスペル実験の影響に阻まれる。

結社のせいです。

ロレント

アントンが有名(?)になったのはこのイベントあってこそ。
ここでのメインキャラクターを巻き込んだイベントは印象に残っている人も相当多いのではないかと思う。

ある女性との衝撃的な出会いは悲劇を喜劇に変えた(←謎の表現)

不時着後ブレイサーギルドで今後のことを相談する。
その特に応対してくれた受付のアイナさんに一目惚れ。
告白したいらしい。

面白そうな展開になると思ったのか、ノリノリなリックス。

アイナさんの情報を集めた結果、超酒豪であることがわかって下戸らしいアントンヘコむ。

今思ったんだが、一人称が安定していないような。

あきらめきれないアントン、ある策を思いつく。
それを成就するためブレイサーギルドに依頼を出す。

ポエム。

依頼内容はあるものを調合するための材料を調達してきてほしい、ということだった。
依頼内容を聞く所からボイス付き。

上の画像に書いてあるけど、『デセアトの秘薬』
酔わなくなるらしい。

教会の教区長さんに調合してもらい、念願の秘薬を手に入れこれまでになくテンションのボルテージが振り切っているアントン。

秘めた目的に驚く一行だが、
面白そう&アイナさんとの酒勝負に勝てるかも、とノリノリなオリビエ。
ここからが超面白いけど省略。

 

数刻後……。
ロレントのホテルの一室にて、

そこにはバスタブで服をきたまま冷たいシャワーを浴びるアントンの姿が。
結果的にアントンの告白作戦は大失敗に終わる。

火酒とはアルコール濃度が極端に多い酒のこと。ウォッカとか。

直後のオリビエ。
システム上のミスなのか、ここでいいえと答えるといきなり素面に戻る。

この人血管にアルコールが流れているんじゃないか?
または何かの異能とか(ロイドのような)

グランセル

現実にうちひしがれてグランセルに戻ってくるアントンだったが、
なぜか詩を詠い始めるアントン。

ポエマーアントンデビュー。
SCのアントンはこれで完結。

空の軌跡3rd

クローゼとシェラザードの過去エピソードにそれぞれ登場する。

ジェニス王立学園(二年前?)

なんと、FC本編開始以前の彼らはなんとジェニス王立学園の学生だった。
専攻は社会科らしい。

クローゼは先生から、渡し忘れた生徒にプリントを届けるよう頼まれる、その一人がアントン。

留年が決定したからヘコんでいるらしい。

初対面の人間にそんな重い話を打ち明けられてもそれは対応にも困る。
クローゼ優しい。

ちなみにここのイベントもボイスあり。

グランセル(5年前)

上のちょっと過去の二人。

(何かの間違いで)ジェニス王立学園に合格したアントン。
たぶん彼は人生の運をここでほぼ使い果たしてしまったのではないだろうか。

ちなみにここのアントンはめっちゃキラキラしている(文字通り)
そしてリックスがさらりととんでもないことを言い放つ。

零の軌跡

舞台は変わってクロスベル。

三章

クロスベル創立記念祭で登場。

自分探し(という名の現実逃避)でクロスベルを訪れたらしい。
しかし。

翌日アントンは旅費が入った財布を落とす。

現実逃避のためポエムを詠い始めるが、
この後ある娘との(彼曰く)運命的な出会いを果たすことになる。

四章

創立記念祭が終了し、インターミッションを経て四章になると特務支援課にこんな依頼が入る。

ロレントの時の依頼内容よりかは全然まともになった。

落としたサイフを拾ってくれた娘(フラン)に恩返しをしようぜイベント。

この時のリックスのコメントが面白い。

イベントの内容は省略します(これも面白い)

 

フランに大好きな人がいると聞いて、告白せずに身を引くアントン。
思い込みの激しさは異常だが、今までの失敗から物事を幾分好意的に捉えられるようになった。
成長したなアントン。

両想いオメデトウ。

ちなみに

ティオが言うとシャレにならん。

だが、まぁこれはわかる。
なぜなら

フランはロイドがクロスベル警察に正式に赴任した後、初めて会ってかつ親身になってくれた人だからだ。
よくわからない部署に配属されて困惑しているところだったのでそりゃ印象に残っているだろう。
支援要請達成報告の窓口もやっているし、プレイヤーの印象にも残るキャラクターだと思う。

閃の軌跡

クロスベル旅行から一旦帰国後、今度はエレボニアに旅行に行く。
それにしてもこの二人の行先はかならず祭りがやっているな……。

バリアハート地方で迷子になっている所をⅦ組に助けられて、パーティIN?したり

首都ヘイムダルに出没して勝手に落ち込んだりしている。
モデルが特別な上級モブキャラクターとして格上の扱いを受ける。

トールズ士官学院祭

めっちゃはしゃぐアントンを冷静に分析するリックス。

相変わらず各地で可愛い子を見初めては勝手に落ち込むを繰り返している模様。

オマエ留年してんじゃねーか。

そんな中、ひょんなことから第三学生寮管理人のシャロンさんに(曰く運命的に)出会う。

実際何人目なんだろうか。

あの後そんなことがあったのか。

シャロンさんの料理を食べすぎて腹痛で動けなくなるアントン。

学院祭終了後帰国する前、シャロンさんに告白しようにも今までの古傷?がうずくのか行動にうつせないアントン。

見かねたリックスは先に帝都で待ち合わせをすることにするが……。
リックスのこの行動が二人の運命を大きく動かす(今回は本当)

閃の軌跡Ⅱ

リックスが帝都に向かった直後にエレボニア帝国で内乱が発生。
爆心地の帝都に向かったリックス行方不明に。

各地でリックスを探すアントン。
こんな所にまで出没するところが彼の必死さを表している気がする。

ちなみにこの時はクロスベルがATフィールド(←古い表現)に防御されている時。
フランとか、過去シリーズのキャラクターが登場するとニヤリとしてしまうよね。

その後猟兵崩れを退治していたら、リックスを発見するが……。

リックスは記憶喪失になっていたことが判明する。

アントンはどうにかして彼の記憶を取り戻そうと過去の出来事を片っ端から(誇張して)話すが、案の定ウザがられる。

ポエマーというキーワードにリックスが反応。
彼はアントンのボケで記憶を取り戻す。

この走馬灯?は泣ける。

いつも冷静なリックスから出る本音。まぁ恥ずかしいだろう。
通常ならここで大切なもの(リックスとの絆?)はもう既に手に入れて、外に探しに行くまでもなかった。ちゃんちゃん。で終わるところだが……、

そんなことはなかった。

完全復帰したアントン。
シャロンさんに想いをぶつけるため、トールズに再び舞い戻ってきた。

過去の経験を活かそうと意気込むアントン。
うーん。とりあえず酒は飲むな、ってことか?

ほっぺたにチューされました。

いままでろくな目にあわなったのに、急展開。
自分も実際これを見たときはこの展開は正直驚いた。
内乱での出来事が彼を変えたということなのだろうか。

シャロンさんはサービス精神に溢れる人だからと言うのもある。
また過去執行者として闇に生きてきた(と思われる)のもあって、直球で好意をぶつけられることに何か思う所があったのだろう。

今まで完全なギャグ要員になっていたがここに来て風向き(ガイウス?)が変わったアントン。

閃の軌跡Ⅲ

お休み。閃の軌跡Ⅳでシャロンと文通をしていた、という話が明かされます。

閃の軌跡Ⅳ

閃の軌跡Ⅲを欠席して我々アントンファンをやきもき?させたのだが、無事登場しました。
タイタス門でそれっぽい後ろ姿を見かけた瞬間めっちゃ喜んでしまいました。
もしかしてアントンの軌跡最終章?

タイタス門

帝国に入国するのに丸一日かかって疲れ切っているアントン。

あれからシャロンさんとずっと文通をしていたのか!?

「わたくしの事はお忘れください」という言葉を最後に彼女からの文通が途切れてしまったことを心配して帝国に殴り込みに来たアントン。

行動が漢らしすぎる。
リックスは残念ながらお留守番。

立場が似ていることからアントンの行動にいたく感心する一行。

そんな中正規軍兵士に入国理由について問い詰められるアントン。
入国理由は「愛ゆえに
さすがアントン。

不審に思われ再審査されるアントン。
相変わらずの災難体質(天然故に)

アントンと談笑していた一行も巻き添えをくらいそうになるが……(なにしてんだアントン)

トールズOGのマルガリータの機転で難を逃れる。

数分まではスリムだった気がする。

結局アントンだけ連れて行かれます。
やっぱり最後にはこうなるのか。

ランディにとってはだいたい二年前になりますね。

ミシュラム

ミシュラムのホラーコースターから出てくるアントン。
どうやら一人遊園地をエンジョイ?していたらしい。

帝国各地を回っているうちに手がかりを得たようでクロスベルにやってきたようです。

Ⅱの時もリックスを探すために内戦状態の帝国を飛び回っていました。

たぶん一人で乗ったからだろうか。

軍人カップルに絡まれた所をユウナパパに救われるアントン。
結局人違いだったようです。

二年前だからアントンのことを覚えていないのか。

パルム

リィンを取り戻した後、クロスベルから戻ってきたらしくパルムで一行に遭遇。

リィンは本作でアントンと初対面なので、
プレイヤー(新Ⅶ組)は知っているアントンが何故帝国に来ているか改めて聞き出す。

アントンから凄まじい熱意を感じ取るが、
シャロンの事情を知っている一行は伝える訳にもいかず。

VMデッキを購入するも対戦相手がいないと愚痴るアントン。リックスもいないのに何やってんだ。
仕方がないのでリィンが相手をしてあげることに。

アルスター

パティリーさんに声をかけられ、カツアゲされそうだと勘違いするアントン。

話してみると、お互い人探しをしている者同士だと判明して打ち解ける。

親切パティリーさん。
それにしてもクロスベルデパートの仕事着のままってのがなんか面白い。

(信仰対象の)女神を追いかけていると勘違いされるアントン。

ジュノー海上要塞

ジュノー海上要塞で兵士に絡むアントン。

開戦前のピリピリしている時期にすごく迷惑そうな兵士さん。

オルディスに入れなかったらしく、途方に暮れていたところ、たまたま見かけたこの兵士の後を付いてきたとかなんとか。
石にもかじりつく勢い。

この「あきらめない」感じロイドやユウナに通じるものがあるような。

ミルサンテ

今は結社の一員だからね。

一触即発状態で、危険にも関わらず一向に諦めないアントン。
主人公みたいな前向きさ。

自分を客観的に見れている所も初期と比べて成長してますね。
初期の頃は面識のない女性にいきなりアタックしたりしていた時とはえらい違いです。

ミシュラム(断章)

どのような経緯でまたミシュラムに来たのかがわかりませんが、
念願のシャロンをようやく見つけ、オリビエとも再会したアントン。
女性限定の飲み比べ会を行うことができたのも彼がいたから。

ようやくこの時が来た。
長かった。

自分は良くわかります。

ミシュラムその2(断章)

おめでとう!アントン!
詳細は省略します。

クロスベル(終章)

シャロンと再会して満足したアントンですが、
とてもリベールに帰国できるような状況ではないので、そのまま帝国に滞在することにしたアントン、

長い旅でした。

リックスはやっぱり親友。

きれいに着地してよかった。
まだシリーズは続くみたいですが、シャロンを再会し、伝えたいことを伝えて、
ここまで丸く収まってしまったから、次作以降に登場するならどういう登場の仕方をするだろうか。

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